行政書士高見裕樹事務所

遺産分割協議書の書き方!有価証券の相続手続きをわかりやすく解説

お問い合わせはこちら

遺産分割協議書の書き方!有価証券の相続手続きをわかりやすく解説

遺産分割協議書の書き方!有価証券の相続手続きをわかりやすく解説

2024/06/13

相続手続きは、遺産分割協議書という文書が必要不可欠です。遺産分割協議書は、相続人が相続財産を分割するための合意書であり、相続財産の有価証券についても必要です。しかし、遺産分割協議書の書き方には、専門知識が必要であり、誤りがあるとトラブルの原因となることもあります。そこで、本記事では、遺産分割協議書の書き方に加えて、有価証券の相続手続きについてもわかりやすく解説します。相続手続きにおいて遺産分割協議書と有価証券を含めた手続きがスムーズに進むように、本記事を参考にしてみてください。

目次

    遺産分割協議書の作成手順を詳しく解説!

    遺産分割協議書は、遺産相続時に必要となる重要な書類の一つです。通常、遺産相続時には遺産分割協議書を作成し、相続人全員が署名・捺印した上で提出することが必要です。 遺産分割協議書の作成手順は、以下のようになります。 まず、相続人全員が集まり、会議を開きます。遺産をどう分けるか、具体的な話し合いを行うことが必要です。 次に、分割内容を具体的に記した書面を作成します。これを遺産分割協議書原本と呼びます。 遺産分割協議書原本を、全員が署名・捺印することで、遺産分割協議書が完了します。 遺産分割協議書は、行政書士に依頼することができます。行政書士は、遺産分割協議書の作成や相続手続きをサポートする専門家です。遺産相続時には、遺産分割協議書を適切に作成することが、トラブルを回避するために非常に重要です。

    有価証券相続手続きの基礎知識を押さえよう

    有価証券相続手続きとは、相続人による相続財産の分割が行われる際に、有価証券(株式や債券、投資信託等)が含まれている場合に必要となる手続きです。有価証券の評価や分割方法が分からないと、相続財産の分割がスムーズに進まず、相続人同士の争いに発展することもあります。 このようなトラブルを避けるためにも、有価証券相続手続きの基礎知識を押さえておくことが大切です。まず、相続財産の中に含まれる有価証券の評価方法には、市場価格を基準とする時価評価と、相続する前の時期の価格を基準とする財産評価という2つの方法があります。また、有価証券を相続する場合は、登記簿上の名義人を変更する手続きが必要です。 さらに、相続人同士で有価証券を分割する場合には、分配比率を決めることが必要です。例えば、株式の場合は、株式数や株式の評価額に基づいて分割することが一般的です。 以上のように、有価証券相続手続きは、相続財産を円滑に分割するために必要な手続きであると言えます。しかし、法律や税制の変更によって内容が変わることもあるため、実際の手続きについては専門家に相談することが望ましいでしょう。

    遺産分割協議書で重要なポイントとは?

    遺産分割協議書は、遺産を相続人間で分割するための重要な書類です。遺族間でトラブルが起こらないよう、正確かつ公正な分割方法を定めることが必要です。遺産分割協議書にはいくつかの重要なポイントがあります。 ①相続人を明確にすること:まずは遺産を相続する人物を特定し、全員の同意を得ることが重要です。 ②遺産の評価方法:財産の評価方法や分配割合を記載することが大切です。 ③債務や借金の処理方法:遺産内に債務がある場合は、それをどう処理するかも記載する必要があります。 ④分割の方法:分割方法には、一括払いや分割払いなどがあります。遺族間で合意する方法を記載することがポイントです。 ⑤署名・押印:遺産分割協議書は、全員が署名・押印することが必要です。その際、ブレないよう、注意して署名することが重要です。 以上のポイントを抑え、正確かつ公正な遺産分割協議書を作成することが、行政書士の重要な役割となります。

    相続時に必要な書類と手続きは?

    相続時には、遺産分割のために必要な書類と手続きがあります。まずは、相続人が誰なのかを確認するために、死亡診断書や戸籍謄本が必要となります。また、遺産総額が基礎控除額を超える場合には、相続税の申告が必要となります。相続税の申告には、納税者番号を取得しておく必要があります。遺産分割協議書も必要であり、相続人間で協議して署名押印することが望ましいです。このほか、財産の所有権移転をするためには、相続人が不動産登記・車両登録変更・口座振替等の手続きを行う必要があります。これらの書類と手続きについては、行政書士に相談することでスムーズな手続きが可能です。行政書士は、相続の手続きをサポートするプロフェッショナルですので、遺産相続においては十分なアドバイスを受けましょう。

    有価証券相続時に注意すべきポイントとは?

    有価証券相続時には、適切な手続きを行うことが重要です。まず、相続人が有価証券を引き継ぐ場合は、相続税評価額として申告する必要があります。この際には、証券会社から所定の書類を取得し、相続税申告に必要な情報を収集することが必要です。また、配当金や株主優待など、その後の譲渡にかかわる収益についても適切な処理を行う必要があります。さらに、公社債や社債、投資信託など、種類によっては手続きや処理が異なることもあるので、専門家のアドバイスを受けることも大切です。有価証券相続に関する手続きを適切に行わず、税務署とのトラブルや投資収益の損失などを引き起こすことがあるため、注意が必要です。

    ----------------------------------------------------------------------
    行政書士高見裕樹事務所
    石川県金沢市額谷3丁目2番地
    和峰ビル1階北
    電話番号 : 076-203-9314


    金沢市でスピーディーな会計記帳

    ----------------------------------------------------------------------

    当店でご利用いただける電子決済のご案内

    下記よりお選びいただけます。